2008年3月23日日曜日

シンポジウム、学会、どこまで行く???

みなさんは、シンポジウム、学会、勉強会、、、等、研究に関係するイベントに
どこまで行きますか???
私は、地方で日帰りできるところなら、日帰りで、日帰りが無理な場所や
日程なら一緒に連れていって、現地の保育園に、という形をとっています。
海外では、上の子が一歳で、私が妊娠七ヶ月(下の子)のときに一緒に連れて
フランスのホスピス見学へ、去年は娘三歳、息子一歳でタイのエイズホスピスに
一緒に行きました。(海外は、私の親がついてきてくれました。)
でも、これから子供が小学校になると、学校は休めないし、移動も子供に負担になるかな、と
不安を抱いています。「私はこういう境界線をひいてるわ!」という方がいらっしゃったら、
是非教えてください。
ちなみに、私の今の境界線は、子供を置いて外泊はしないこと。
博士過程に入ったら、海外で学会発表がある方もいると聞きます。
気が早いですが、私は今から悩んでいます。アドバイス、お願いいたします!

13 件のコメント:

hatano さんのコメント...

参考にならないかもしれませんが…。
私の場合、昨年一昨年は、地方の学会参加は完全に諦めていました。
というのも、夫の仕事が土・日に入ることも多く、実家や婚家のサポートも期待できないからです。
学会の最中、保育をしてくれるというところには参加するつもりだったのですが、子ども発熱にてやむなく断念!結局、都内のシンポに2,3回参加するのみでした…。
子連れで海外のシンポというのは、すごい。えらいです!!
予防接種とか、費用の問題とか、いろいろ大変なこと、あるでしょうに…
実際、私の場合は、現地で保育施設を探さなくちゃならないとか、移動が大変だろうとか、負担ばかり考えてしまって、子連れで地方や学会、という選択自体がおっくうになってしまっているのが現実です(泣)。

watawata さんのコメント...

子どもが小さいときほど悩みますよね・・・・。
私の場合は、宿泊を伴う出張や学会については、逆に子ども達の世話の目処がついた時にのみ出かけることにしています。無理そうな時にはあきらめます。また、自分の中では、宿泊出張は一応年3回までに限定しています(保育園時代は年1回でした。だんだん緩くなっていっていますが・・・・)。

一昨年どうしても出席したい学会(仙台で開催)の時に、夫に夜早く帰るのは無理!と拒否されたので、小学校を休ませて連れて行き昼間は学会会場内託児所を利用することを考えました。が・・さすがに夫もそれはまずいと思ったらしく、地方在住の義母に頼んで、しばらく自宅に泊り込みで家事・育児全般をするようお願いしてくれました。快く引き受けてくれたお義母様に感謝です!!

知り合いの中には、ベビーシッター代わりにおばあちゃん(or おじいちゃん)も一緒に皆で学会に出かけた、という人もいました。
お金がかかりそうだけど、夜は自分が子どもを見ればいいし、親は孫と旅行気分なので、なかなか好評なんだそうです。

1週間トロントの学会に出かけた時には、夫が子ども二人(当時5歳、3歳)を連れて私の実家に1週間泊り込みました。保育園の送り迎えと子どもの遊び相手は父の仕事、全員の食事や洗濯など諸々の家事は母、主人は実家から毎日会社に出勤し、『必ず20時前に帰ってきて、子ども達をお風呂に入れること』をDutyにしてもらいました。
でも帰国してみたら大人は皆疲労困憊状態で母も夫も寝込んでいましたが・・・・(いつもは私一人で全部やっているのにね!? )

何もかも自分で子育てしなきゃではなく、とにかく色~んな人を巻き込んでいくしかないと思っています。

sunada さんのコメント...

私もこの手のことを聞こうと思っていました。
3月は、出産してから初めて泊まりがけで発表をしに、房総と札幌へ行ってきました。最初は連れていこうと思っていましたが、結局は両方とも自分の親に預けて行ってきました。祝日も含まれていたので夫に預けられたら良かったのですが、仕事も出張もいつ入るかわからない状態でしたので断念しました。
私も世話の目処がついたらでかけるということにしようと思っています。幸い、私の所属している学会は学会内保育園を用意してくださるところが多いですし。今回の学会の際にも、学会の託児所を利用している人も何人もみました。次は連れていこうと思っていますが、どれほど大変なのかなと不安も少しあります。。。

suikyo さんのコメント...

これまでは基本的においていっています。
一週間くらいの外泊も複数回していますし、
学会ではないのですが、大学関連で海外にも行きました。
(学部の実習に一度だけ夫&子供がついてきたことがあります)
外泊は1,2泊のものも入れると数えきれません。

そのうち夫のお母さまに来て頂いたのは一週間あけた時のうちの1回です。

後は、普段の保育園と必要があればファミリーサポートを頼んでいました(終電くらいまで預かって頂けます)。

ただ、これまでは結構夫が動けたのですが、
この4月から彼が毎日終電になりそうな気配なので、ちょっと状況は変わるかもしれません。

現在民間のベビーシッターサービスにも登録していますので、ファミサポとシッターさんを状況に応じて使い分けようと思っています。

連れて行きたいなぁ、とも思っているのですが、費用がかさむのですよね…
学会保育室に毎日みっちりお願いするよりは、普段の保育園&シッターさんの方が安いし子供の負担も少ないような気がするので、今のところそちらを採用しています。

nobi さんのコメント...

みなさん、コメントありがとうございます。
システムをよく理解していなくて、コメントをいただいていたのに、気づきませんでした。
結構、外泊されてるんですね...。
子供の性格にもよるのかなぁ。
「ママ~、どうして帰ってこなかったの~?」とか泣きませんか?

suikyo さんのコメント...

>「ママ~、どうして帰ってこなかったの~?」とか泣きませんか?

まだよくわからないうちは、そんなに寂しがったりはしませんし、大きくなってからは(上の子はもうすぐ4歳)きちんと説明してから出かけてます。
出発前は年齢によっては泣いたり不満を述べたりもしましたが、いないならいないで平気でやっているようですし、帰ると大喜びで迎えてくれますが、帰った時に泣かれたことはありません。

私は外泊しないまでも、子供が寝てから帰宅することは結構あったのですが、特に翌朝不満を言われたこともないです。
「ママいなかったね」とあっさり言われるくらいです。

suikyo さんのコメント...

続けて失礼します。

金銭的、体力的負担をいかに解消するかは個別のサポートや方法を考えればよいと思うのですが、精神的なものは、親も子も“慣れ”の部分も結構あるのかなぁ、と思いました。

私が初めて外泊の計画を立てのは第一子が生後半年くらいのころで、彼女が生後10カ月の時に10日近く海外に行く、というものでした。最初は無理かなぁ、と思って、選考に通っても(選考があるものでした)場合によってはあきらめよう、と思っていたのですが、
結局決行してしまいました。

最初がそれで、まぁ、なんとかなってしまったので、度胸がついてしまった気がします(苦笑)。

nobiさん親子がちょうど良いバランスを見つけられると良いですね。
応援しています。

nobi さんのコメント...

アドバイス、ありがとうございます。
ポイントは、やっぱり早いうちから慣れさせておくっていうことですかね...。
下の子は男の子で大丈夫そうなのですが、
やはり長女が自己憐憫に走る(笑)感じなのですよね...。
今も夜中に私がいるか不安になるようで、
何回か起きて「ママ~」と確認するし。

ところで、ブログ書き込み中に急いで変換
したので「博士課程」のところを「博士過程」と間違えてしまったようです。これって
直せないんでしたっけ?
不自然な改行とかも。

hatano さんのコメント...

nobiさんが悩む気持、すごくよく分かります…。研究って、仕事と違って「義務」「責務」ではないから、「どこまでやるか」を自分で線引きしなければならないんですよね。そして、その「どこまでやるか」はイコール、「子どもにどれだけの負担をかけるか」ということと直接つながってしまうわけです。私も、いつも「この研究活動は、子どもを泣かせてまでしなければならないことかどうか」、天秤にかけている気がします。
お給料をもらっている仕事だったら、「仕方ない」と割り切れるのでしょうが…。そこが、不安定な身分ゆえの独特の問題だと思います。
また、他のお子さんではなんなくクリアされることが、自分の子にはあてはまらない、という、子どもの性格の問題もありますよね。難しいところです。

suikyo さんのコメント...

>nobiさん
変換ミスや改行等、部分的に直せるのは管理者権限のある私とhatanoさんだけかもしれません。
後は、コピーしてから削除して(自分のコメントの削除はできます)、直して張りなおすとか…
でも、気にせず気軽に書き込みましょう!

>hatanoさん
様々な考え方があって良いと思いますが、私自身は、

「どこまでやるか」はイコール、「子どもにどれだけの負担をかけるか」ということと直接つながってしまうわけです。

とは思っていません。
専業主婦の母親に育てられたけど望ましい母子関係を築けなかった親子も知っていますし、両親ともに研究者だけれど大変幸せな親子で、娘は母親を大好きで尊敬している、という家族も知っています。

確かに幼少期の体力的な負担、というのはあると思いますが、とくに精神的な面では、研究をしていなければ子供に負担はかからず家庭は丸く収まる、とも言い切れないと思っています。

私自身は長い目で見て、私も子供もお互いが好きなことをしつつ、尊重し合っていたわりあえる関係を築いていきたいな、と思っています。

でも、本当、悩むことも多いですよね、
私はあらゆる意味で、自身の期待や夢や理想を子供たちに追わせてはいけないと思っていて、また、彼女たちが大好きで大切だからこそ、お互い人として尊重しあいたいと考えていますが、子供の望むことは違うかもしれない。「うちのママは冷たい」とか、「もっと子供に期待してほしい」とか言われたりするかも…などと恐れてもいます。

結局は自分自身が自分の子供にきちんと向き合うしかないのだろうなぁ、と思っています。

watawata さんのコメント...

自分の研究テーマにも関係するので、『母親の就労は、子どもの発達に影響するか!?』に関する研究論文を読むことも多いのですが、母親と子どもの接触時間でなく、母親のメンタリティや接している時の愛情の程度が子どもにとって大切であると言われています。

母親が子どもに対して『あなたのせいで、私は出世できない』とか『あなたがいなければ、もっと仕事できるのに・・・』と言ってしまうと、子どもが自分の存在を否定的に捉えてしまうけれど、仕事(研究)することで母親が生き生きとしていられて、子どもにも自信を持って接することが出来れば大丈夫だと思いますよ~~
私は、といえば、ご飯を作ったり洗濯したりよりも研究している方が好きです。育児休業中は社会から取り残されていく気がして、ちょっとブルーでした。
忙しくっても自分は仕事している方が、絶対に精神的に良いと思っています。

もちろん、母親が不在時に母親に代わる『安心して自分を受けとめてくれる大人がいる(保育士さんでもおばあちゃんでも○)』ということが大前提です。特に子どもが小さい時ほど。

問題は、その代わりの大人を確保するのが一番難しいということです。夫は忙しい!!

hatano さんのコメント...

私も家事より研究が大好きです(笑)!主婦業は向いてないなーといつも思っています。
ただ、子どもが不安やヘルプのサインを出している時は、自分の行動を制限してそれに応えたいと思うんです。子どもが元気で、楽しく生活している時はいいんですけどね!
だから、お泊り学会&シンポは、もう少し我慢かなあ…。まあ、「かあちゃん、かあちゃん」って泣いてくれるのも今だけでしょうし、それはそれで喜びでもあるので、今はこちらを楽しもうと思っています。
ちなみに、私の研究テーマは、母子関係における「愛着から自律への道筋にいたる理論研究」だったりします…。こういう話が皆さんとできて、非常に嬉しいですね!

nobi さんのコメント...

うーん。私はhatanoさんの気持ちも、suikyoさんの考え方もわかりますね...。

うちは主人が会社勤めで夜遅いので(土曜日も仕事)、結果を出す(論文を書く)ために、結果的に子供に負担をかけてしまうことがあります。保育園の延長保育が終わってからの二次保育とか、同じシッターさんが確保できなくて連日違う方に子供が接しなくてはいけないということもありますが、何よりもwatawataさんの指摘にあったように、私自身が研究が進まないでイライラしたり焦ったりすることの影響が大きいように思います。精神的な余裕がないところに、連日の睡眠不足、家に帰れば家事が待っていて、子供にぐずられたり執拗にわがままを言われたりして、かなりきつく怒ってしまったこともあります。(子供たち、ゴメンナサイ!)
特にうちの研究室には子供を育てながら研究を続けている女性研究者のロールモデルがいないので、子供を理由に怠けていると思われないために「どこまでやるか」=「子供にどれだけ負担をかけるか」という葛藤が起こりやすいように思います。(論文を仕上げる、もしくは研究が進んでいるよ、という中間発表のようなものをしないとわかってもらえません。しかし、それをするにはかなりの頑張り=子供に負担をかけるような状況が発生します。)
理系の方は周囲が連日夜中まで、もしくは泊り込んでという状況の中で、「どこまでやるか」=「子供にどれだけ負担をかけるか」ということになりやすいように思いますが、どうやって早く帰っているんでしたっけ?

私も、suikyoさんのように、いろいろなご家庭の女性を見てきて(専業主婦の方、仕事を持っている女性、等)、単純に研究しているから子供に負担がかかるというのではないという意見もわかります。

結局、子供が「さみしい」と言えるような親子関係を築くこと、そしてそのときには「仕方がない、忙しい」で処理しないことが大事なのでは?と思いますが、どうでしょう?
私も「子供が小さくて甘えてきてくれるのは今しかない」ということで、周囲に冷たい目で見られても研究は時間をかけてゆっくり進めようというスタンスをとってからは、少し気分的に楽になりました。でも、重要な勉強会が地方で連日であると、「行きたいな~」とムズムズします(苦笑)。
だから、どの辺でみなさん、線引きしてるのかな~と気になったのです。

あと、短い時間でどのように子供と密に向き合うか、ということに関心があるのですが、フィンランドの共働き家庭で、忙しいながらも朝、必ず一回は膝に子供を抱っこするようにしているという記事がとても参考になりました。それから、平日の夜は忙しくて手をかけた料理ができないので、その分、週末には手をかけた料理を家族でゆっくり食べるそうです。いいですね~。